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夏の甲子園2014速報!市和歌山vs鹿屋中央はまさかの結果に!

2014年高校野球、夏の甲子園3日目の第2試合。
市和歌山(和歌山)と鹿屋中央(鹿児島)の試合は、
まさかの結果となった。



市和歌山vs鹿屋中央の試合内容について


市和歌山vs鹿屋中央の試合は1-2のロースコアの展開となった。

結果は12回の裏、鹿屋中央がセカンドゴロの間に、
3塁ランナーが生還してサヨナラで勝利を収めている。


第96回全国高校野球選手権大会第3日は13日、甲子園球場で1回戦4試合が行われ、第2試合では春夏通じて初出場の鹿屋中央(鹿児島)が10年ぶり4回目出場の市和歌山(和歌山)と対戦。今大会初の延長戦に突入した熱戦は延長12回、鹿屋中央がサヨナラ勝ちを収めた。
引用:スポニチ


両チームの先発はともに背番号1の選手、赤尾と七島。
二人は毎回のようにランナーを出すものの、
両チームとも好守の連続で最少失点に切り抜ける。

試合展開は、市和歌山が4回表に5番中山の二塁打で先制。
しかし、鹿屋中央は8回裏も3番徳重のタイムリーで追いつき、
試合は延長戦へ。

そして1-1の同点で迎えた延長12回の裏、
鹿屋中央は一死一・三塁のチャンスで、
打者は9回から七島の後を継いだ投手・米沢。

裏の攻撃なので、1点入ればサヨナラという展開。
一死のため、内野ゴロは三塁ランナーが走っていれば、
バックホームとなる場面である。

市和歌山は当然、バックホームのために内野は前進守備。
そして、打者・米沢の打った打球は前進守備のセカンドへ。

このとき三塁ランナーは本塁へ突入していたのだが、
セカンド山根は一塁に送球してしまい、
アウトは取れたものの、三塁ランナーが生還してサヨナラとなる。

試合を決める痛恨の判断ミスとなってしまったのだ。


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市和歌山の堅守


市和歌山は和歌山県では毎年注目されている実力校である。

今年の夏の甲子園・和歌山県大会でも好打が目立ち、
この試合スタメンの西山・小窪・田中は4割を超える打率だった。

そしてなにより目立つのが、5試合で併殺9つという堅守。
準決勝では和歌山商を4-1で1失点、
決勝ではあの智弁和歌山を3-2で2失点に抑えている。

市和歌山は投手・赤尾のゴロを打たせる投球を中心に、
守備でリズムを作って勝ち上がってきたチームだった。

そうして勝ってきたチームの最後が、
ゴロの判断ミスだったという結果は、
高校野球の怖さでもある。

ここで、もし自分が山根であったら…と想像してみてほしい。
三塁にランナーがいるということは、
エラーどころか少しのファンブルさえ許されない状況。

そして、その三塁ランナーが生還すれば、
3年である自分だけでなく、
チームメイトの3年生すべての高校野球を終わらせることになる。

あの場面にはそういった重みがあったのだろう。
打球処理も慎重すぎるくらいで、
少しグラブからボールもこぼれたように見えた。
(本人もバウンドが変わって焦ったと言っているようだ。)

もう捕球の時点で冷静さを失っていたのだろう。
打球を処理後は一塁に送球してしまい、ゲームセットとなった。


~市和歌山・セカンド山根への声についての記事~
市和歌山がサヨナラ負け!セカンド山根に称讃の声も!


↓ 市和歌山と鹿屋中央へのメッセージ















最後に…


結果として、送球の判断ミスでサヨナラとなってしまったが、
本塁に送球してもアウトになるかは微妙だった。

だが、これは市和歌山のミスというよりも、
粘り強く戦った鹿屋中央を褒めるべきだろう。

鹿屋中央もまた、市和歌山と同様に堅守で最少失点に抑え、
延長まで持ち込んだのだから。

そして、結果的にミスとなってしまったセカンド山根。
試合終了後の挨拶の時もスタンドへの挨拶の時も、
まともに立っていられない状態だった。

「俺のせいで負けた…」
そんな気持ちが痛いほど伝わってきた。

しかし、セカンドは守備の上手い選手が入るポジション。
これまでも市和歌山を守備で支えてきたはずだ。
彼がいなければ甲子園出場もなかったかもしれない。

セカンド山根には、むしろ胸を張って帰ってほしい。
そしてその悔しさを後輩に伝え、
さらに強い市和歌山へとしてほしいと思う。


~2014年夏の甲子園 関連記事~
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