サッカーの王様ペレが交際をしていた日系人、
マルシア・アオキさんとの再婚を発表した。
７３歳のサッカーの王様と称されるペレは「３２歳年下のガールフレンド、マルシア・アオキさんと結婚する」と発表した。
今年４１歳のマルシア・アオキさんは日系ブラジル人女性で、２０１０年から、ペレと交際を開始している。これまでにペレはマルシアさんと何度も公の場所で姿を現しており、今シーズンのワールドカップブラジル大会にも一緒に観戦に訪れたという。今回ペレが正式に結婚に踏み切ったようだ。
ペレは過去に再婚をしており今回で3度目の結婚となるが、
過去に結婚した女性や子供について見ていきたい。
ペレの過去の交際相手について
1966年3月、当時25歳だったペレは5年の交際を経て、
白人女性のローズマリーさんと結婚。
ローズマリーさんはペレより5歳年下で、
小学校の先生だったようだ。
しかし、二人は一男二女に恵まれるものの、
1978年に離婚をしている。
そして、1994年4月には心理学者でゴスペル歌手の、
アシリア・セイシャス・レモスさんと再婚。
アシリアさんとの間には1996年には双子が生まれたが、
2008年にまたもや離婚した。
その2年後、ペレはサンパウロ市内の高級住宅地にある
高級マンションの駐車場でマルシア・アオキさんと出会い、
一目ぼれしたペレとの交際を始めたそうだ。
2014年のブラジルワールドカップでも、
一緒に観戦している姿も目撃されており、
今回の結婚へと至った。
ペレは親しい友人にこの交際について、
「マルシアさんを最後の恋人にしたい」と語っており、
「これは私の最後のシュートだ」と例えている。
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ペレの子供について
前述の通り、ペレにはローズマリーさんとの間に一男二女、
再婚したアシリアさんとの間にも双子の子供がいる。
ローズマリーさんとの間に生まれた長男エジーニョは、
サッカー選手(ゴールキーパー)として活躍しており、
引退後はサントスFCのコーチとなっていた。
しかし2005年6月、エジーニョは逮捕される。
理由は麻薬密売組織に関わっていたというものだったが、
自身はドラッグ依存症だが組織の人間ではないと主張し、
保釈金を支払ってリハビリ施設に入所した。
だが、麻薬密売で得た金マネーロンダリング行為が発覚し、
2006年に再び逮捕された。
このマネーロンダリング行為とは
犯罪行為で得た不正資金など口座から口座へと転々とさせ、
資金の出所や受益者をわからなくする行為である。
そして今年2014年5月、
エジーニョは禁錮33年4か月の実刑判決を受けた。
判決の同時期にブラジルワールドカップでは、
ブラジルがドイツに大敗していた。
これらのことに対してペレは、
「私は常にフットボールとはびっくり箱のようなものと言ってきた。
世界の誰もが予期しなかった」
とコメントしている。
最後に･･･
アルゼンチンの英雄マラドーナなどもそうだが、
中南米のサッカー選手は女性関係や、
薬物関係のスキャンダルが多い印象だ。
ペレも年齢的に最後の結婚となりそうだが、
まだまだ、世間を驚かすハプニングがあるかもしれない。
しかし、ペレはFIFAの大使やユニセフの親善大使として活動し、
子供たちに夢を与える存在であるのは間違いない。
彼らに夢を与え続けられるように、
これからもクリーンな活動を行っていってほしいと思う。
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